ヌメ革古書風ブックカバーのクリスマス限定デザインのご紹介です。1843年に出版されたチャールズ・ディケンズの中編小説「クリスマスキャロル」の装丁のパブリックドメインとなっていたものをデザインに採用しました。
こまかな模様の加工で、制作には時間がかかりましたが、クリスマスらしい古典的で華やかなものに仕上がっています。
背表紙にもタイトルが入って、より実際の本に近い雰囲気になりました。読んでいる姿も、本棚に並べた姿も絵になりそうです。最初はこのように色白ですが、使い込まれて本物の古書のような渋いカバーに育っていく日が楽しみです。
●素材 NUME(ヌメ革)は植物の実や樹皮から採れるタンニン(渋)で鞣された植物なめしと呼ばれる製法で仕上げられた革の一種です。ヌメ革の定義は諸説ありますが、WAQWAQでは鞣された後に染色や型押し、表面加工などの施されていないまっさらな状態の物を使っております。少しづつ日に焼けてつややかに、逞しくなってくる、そんな変化をお手元でじっくりと見守れるのもヌメ革の楽しい所です。